DUNE 砂の惑星 感想・レビュー

ついに2021年10月15日(金)にティモシー・シャラメ主演の『DUNE 砂の惑星』が公開しました。さっそく、感想を書いてみました。

ちゃんとこのポスターもらってきました!

おお、なんと退屈なSF映画なんだ・・・・。映像はすごい、すごいけど

これはよくある舞台は宇宙だけど、別に宇宙でなくても話が成立するパターンのなんちゃってSFではないか。すごく退屈なGoTの宇宙版みたいな。そもそも『砂の惑星』は、ソフトSFといい、科学やサイエンスに焦点を当てたハードSFの反対で、社会や人間模様に焦点を当てたSFだそうだ。

やっぱり、SF小説の映画化は難しい。小説では成立するシーンをそもまま映像にしても映画としては成り立たない。尺も問題だ。エンダーゲームのように詰め込みすぎて意味わからなくなってもいけないし、今回のようにPart Oneに分けて、とてつもなく間延びした映画になってもいけない。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督以前にも実写化が失敗している訳だ。

音楽も信じられないくらい暗くて不愉快だった。音響監督のハンス・ジマーはノーラン監督の『TENET』を蹴って参加したそうだか、それは大きな間違い、いや、ハンス・ジマーを選んだ監督の間違だろう。綺麗な映像も不愉快な音楽が台無しにしていた。大して不安なことが起きない序盤でずっと、いまかいまかと不安にさせる音楽が鬱陶しくてしょうがなかった。ついつい、『インターステラー』と比べてしまった。ノーランの映画のように無駄なシーンがなければ成り立つかもしれないが、意味のない映像に音楽を載せても意味はない。

シャラメくんも美しいが、今一つ演技力が足りない印象だった。もしくは演出が足りていない。主人公が何を考えているのか伝わってこない。他の出演者もパッとせず、それぞれの演技もバラバラで一体感に欠けていた。

それにしても予告編よくできていた。すっかり、予告編詐欺にあってしまった。気になった点を振り返っていきたい。以下、ネタバレ注意。

序盤

冒頭はまずまずだった。アクション映画はやはり冒頭が命。それにしてもシャラメくん、華奢すぎる。。。その後のアクションが頭にはいってこなかった。

シャラメくんが初めてボイスを使うシーン

シャラメくんがどアップになるが、うーんもうちょっと表情なかったのかな?

そして、朝食はいたって普通の食事なんだね。至るところでいろんな国の文化打ち込んでるのも違和感あって好きではなかった。(和傘みたいのでてきたりするところ)

問題の試練のシーン

ストーリー的には必要だったのかもしれないが、画が動かなくて映像としてはアウトだったシーン。シャラメくんの演技も呻くだけで、正直痛そうには見えず、それだけだと画面が持たないので、お母さんのヒステリックを観させられるという地獄に。

予告詐欺 その1

予告編で、父親の息子を守れるか?母親に尋ねるシーン。その質問に母親はもちろん!命に変えても!という印象だった。しかし、実際は肝心のセリフをカットされており、いや言い切れないというシーン。うそだろ・・・。

予告詐欺 その2

モモアとシャラメが話すシーンで、モモアは「起きてる今が大切だ。」とシャラメに言う。予告編だと、すごくいい言葉に聞こえた。しかし、本編ではモモアが死ぬという事実を無視している真逆の意味に。まじかよ・・・。

予告詐欺 その3

シャラメくんの戦闘シーンや、宇宙船にのってゼンデイヤと見下ろすシーンなど、気になるシーンは予知夢の一部で本編をみても結局その前後やそのシーンの意味はわからないままという。ひどいよ。映画みればわかると思ってたよ。観てもわかんないよ・・・。

家政婦を選ぶシーン

母親はやたらと警戒するのに、家政婦はなにもせず、不安だけ煽って終わるシーン。わざわざ2度も警備とのやりとりを入れる意味がわからない。なぜこの家政婦にしたのかも不明だし、ナイフの説明も驚くほど不十分で疑問だらけだった。

中盤

この一大事に武器も持たずに寝巻きで歩き回る父上

武器くらい持ちましょう?寝巻き姿でのこのこ歩いて瞬殺されるってどういうこと?

同じく寝巻き姿のまま戦う軍

ちょっとその姿だと勝てないと思う

終盤

私はフレメンよってドヤ顔後、瞬殺される生物学者

めちゃくちゃかっこつけて去っていったのにそんな・・

あんだけ待ちに待ったゼンデイヤがさらっと登場

もうちょっと、神々しく登場してほしかったよ。そこに立ってただけじゃなくて。そして、なんか仲良くなってるけどあれさっき刺される夢みてなかった?もう意味わからない。

まとめ

ずっと、この映画2時間50分だっけ、嘘でしょ?いつ終わるのと思ってしまったが、それでも美しい素晴らしい映像であったことには間違ない。宇宙船のデザインもいくつかはとても洗礼されていてかっこよかった。この映像をIMAXで観るべきだし、みないと意味はないといっても過言ではない。長い尺も相まって、ある意味、映画館で見るべき映画なのかもしれない。

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